治療
【筋腫だけを切る手術】
子宮を残す核出手術
核出手術は、子どもが欲しい方(不妊症の人)、今後妊娠を希望されている人で、大きな筋腫のせいで腰痛やトイレが近いなどの症状がある人に適応される方法です。子宮の中から筋腫だけをひとつひとつくり抜いて取り除きます。
そのため、筋腫の数が多いときは、手術に時間がかかり、出血の量も多くなります。また、縫った糸に腸や卵管、卵巣などが癒着を形成することもあります。症状は軽くなりますが、再び筋腫ができる可能性は残ります。
手術の方法には、以下のようなものがあります。
| 手術の方法 | 内容 |
| 開腹手術 入院日数(10~14日) |
お腹を切って子宮筋腫を取り除きます。あらゆる子宮筋腫に適応できます。 お腹の状態がよくみて手術ができ、確実に手術をすることが可能です。しかし、傷が残り回復が遅いという特徴もあります。 |
| 子宮鏡下手術 入院日数(3~7日) |
子宮鏡といわれる内視鏡を膣から挿入して、子宮鏡の先端についたメスで筋腫を取り除きます。一部の粘膜下筋腫(種類)に適応されます。 手術後の痛みが軽く、回復も早い手術です。ただ、適応できる筋腫は限られています。 |
| 経膣的切除術 入院日数(3~10日) |
お腹を切ることなく子宮筋腫を取り除きます。一部の粘膜下筋腫(種類)に適応されます。 手術後の痛みが軽く、回復も早い手術です。ただ、適応できる筋腫は限られています。 |
| 腹腔鏡下手術 入院日数(4~10日) |
お腹に小さい穴を開けて、内視鏡を用いながら子宮筋腫を取り除きます。 傷口が小さくすみ、術後の回復もはやく、癒着がおこりにくい手術法です。この手術は患者に求められることが多い手術ですが、技術を必要とする手術のため、残念ながらまだこの術式で手術できる施設が限られています。 |
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